森と畑のようちえん(1月)
森と畑のようちえん(1月)
去る1月30・31日(土日)に今年度5回目の「森と畑のようちえん」が開催されました。
1年で一番寒い時期になる今回のテーマは「焚き火」。焚き火を使っていろいろなことを行いました。
午後1時に集合して、まず最初に「炭焼き」を行いました。ここホールアースの近くの山でもご他聞にもれず「竹害」が進行していて、地主さんの委託を受けて竹林整備を行っているのですが、その竹を炭に焼いて活用しようという企てです。
今回は「伏せ焼き」という手法で、窯作りから炭材の詰め込み、口火焚き、炭出しまでをみんなで行いました。
それにしても子どもたちは「穴掘り」が大好きですねぇ~。日ごろ野良仕事や土方仕事をやっている私にとっては、最もつらい作業ですが・・・。
これと並行して、味噌作り用の大豆を焚き火で煮ました。今回の味噌の材料は、米も大豆もホールアース産の無農薬無化学肥料栽培で、米麹も自前で仕立てました。
さらにその傍らで、おやつの「焼きりんご」作りです。ダッチオーブンの中でおいしく焼けているかな・・・。
おやつも食べ、子どもたちの「秘密基地作り」や「炭焼きごっこ」 もひと段落着いたころ、東の空には富士山の南側から見事な満月 が昇ってきました。今日の夕食は「チーム対抗鍋合戦」です。当初は家族単位のチーム編成を予定していたのですが・・・。
子どもたちの強い希望で、なんと父親チーム(豆乳味噌鍋)、母親チーム(しょうゆだし鍋)、そして子どもチーム(カレー鍋)という編成になってしまいました。はたして、うまくできるのでしょうか・・・?
なんとか無事に、しかも意外とスムーズに出来上がった鍋を囲 んで「いただきま~す!」。ビールを飲んで席を立つのが面倒にな った一部の父親を除いて、お互いの鍋を食べ比べたのち、どの鍋が一番おいしかったかを一人一票で決めたところ・・・、なんと子ども鍋が優勝でした。
組織票的な香りもありましたが、とにかくこの結果に満足した子どもたちは「おやすみなさ~い」。
あとは、大人の時間。竹炭でろばた(七輪)焼きです。う~ん、煙たい~。
2日目は朝7時からいつもどおり「動物のお世話」。大きなアモの散歩も慣れたものです。
おいしい朝食の後は、昨日焚き火で煮た大豆を使って、味噌の仕込みです。大豆をつぶして米麹と混ぜ合わせます。おいしい味噌になりますように!
次は「焚き火料理」です。今回のメニューは「石窯ピザ」と「ご汁シ チュー」です。天然酵母で生地を練り、発酵させ、生地をのばして トッピングをのせるまで、子どもも大人も夢中でやっていると・・・、気がついたら人数分をはるかに越える枚数が出来上がってしまいました。
「やっぱり手作りはおいしいね!」。でも、焼くのが大変だ~!食べきれないよ~!
ちなみに気になる炭窯をみんなで掘り起こしてみると・・・「わぁ ー、炭が出来てる!」。思ったよりも良い出来でした。
こうして、今回の森と畑のようちえんもたくさん働き、手作りのおいしい物を食べて過ごした2日間でした。
次回は3月6・7日(土日)、今年度最終回になります。乞う、ご期待!
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