森と田んぼのようちえん*10月 (09年度第4回目)
今回のテーマはお米の最終工程『脱穀(だっこく)&もみすり』でした。
ずっと雨予報だった天気もうそのように、参加者のみなさんが到着する1時間前に
雨雲が消え、なんと晴れ間が!!!
自己紹介もそこそこに一同ABOハウス(ログデッキ)へ。
初日は、「原始編」ということで、まずは昔ながらの「千歯扱き」をつかって脱穀をしました。
次に、もみすり。みんな思い思いに様々な道具を使ってもみすりをやりました。
すり鉢、ゴム、木の板、素手、ビール瓶、竹・・・etc
みんな真剣そのもの。
そこへ、、ありっちょ(スタッフ)手作りのおやつ「サツマイモ饅頭」が!
ついみんなの笑顔がほころんで、ほっと一息
甘さ控えめでとってもおいしかった~o(*^▽^*)o
その後、これまた美味しい夕食を食べた後は、十五夜ということで、中秋の名月を観に、手作りのお団子と飲み物を持って展望デッキへ集合!!
(さっきもみすりした玄米を粉にして作った団子です)
雲に隠れたりしながらも、ひょこりと顔を出してくれる瞬間もあり、みんなでお団子片手に「で~た で~た 月が~ まあるいまるい♪」の大合唱(゚ー゚)
子どもたちを寝かしつけてからは、「大人の時間」。
楽しい話と美味しいお酒とともに、ゆっくりと夜はふけていきました。
2日目は、初日から大きく進歩して、「足踏み脱穀機」と「唐簑」を使って作業をしました。
(江戸時代の唐簑 寛政十三年 算法大全指南車の挿絵より)
「唐簑」は風を起こして、お米の「重さ」を利用してお米ともみがらを分けてくれる優れもの!! みんな夢中になって作業をしていました。
そして最後は「現代編」。ハーベスターを使っての作業。
こちらは何の苦労もなくすいすいと脱穀が進みます。
でも、ものすごい音を立てる機械をあつかう子どもたちのめは真剣そのもの
そんなこんなでアッという間に楽しい「もりたん」も終わりに近づいてきました。
お昼ごはんは「是非とも新米を!」の声に押されるように、ゴルゴ(スタッフ)が車を走らせ、精米機へダッシュ ~~
なんとか間に合い、みんなで出来たてほやほやの新米をおにぎりにして食べました。 「甘~い」「おいし~」「やっぱり新米は違うね」
原始的な方法からはじまって機械を使うところまで、時代を追って作業をしてきたこの2日間。 「命をいただくことへのありがたみを実感する」というこの企画の目的は十分に体感できたのではないでしょうか?!
参加者のみなさま、お疲れ様でした & ありがとうござました!!
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コメント
こんにちは。久しぶりに参加できた「森と田んぼのようちえん」。自然にひたってお月見もでき脱穀しながらタイムスリップもできて、とても楽しかったです。
ホールアースの畑でとれたナスはお肉と炒めて味噌味に。
思い出といっしょに、新米といっしょにいただきました。
おいしかった!
ありがとうございました。
投稿: tete | 2009年10月 8日 (木) 23時39分