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2008年12月

2008年12月30日 (火)

美しい里山シリーズ12月 「里山・年の瀬~餅つきと正月飾りつくり」

「美しい里山シリーズ」の第3弾、年も押し迫った今月はお餅つきとお正月飾りつくりの体験です。
会場は今回もいづみ加工所。教えてくれるのは、おなじみの進士さん、寿美子さんご夫婦です。

挨拶と自己紹介をすませたら、さっそくお餅の準備。
まずは、もち米を蒸かしている間に、お餅につけて食べる具を用意します。
今日のメニューは、大根おろしのからみ餅ときな粉餅です。
なんと、きな粉は大豆を石臼で挽いてつくります。
ここで、先月のそばの回にも活躍した石臼の登場。
まるまる・コロコロの大豆の粒が、何回も石臼で挽いているうちにサラサラの粉に変わっていきます。
重たい石臼をまわすのには、お父さんたちが大活躍しました。

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きな粉ができたら、そろそろもち米がいい様子。
いよいよ、お餅つきのはじまりです。
いづみ加工所の臼はとっても大きくて、重た~い杵を振り下ろせば、辺りにいい音が響きます。
ここでもまた、お父さんたちが大活躍。
子どもたちも、お父さんと一緒にがんばりました。
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みんなで協力してついたお餅は、柔らかくってとってもおいしい!!
2種類のお餅と、いづみ加工所のお母さんたちが作ってくれたお味噌汁とお漬物で楽しいお昼ご飯になりました。

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午後はもち米のわらを使って、お正月のお飾りつくり。
大人は注連飾りを、子どもは宝船をそれぞれ作ります。

お飾りには縁起を担ぐ秘密がいっぱい。
縄の結び目は縁起を担いで七・五・三でわけます。
お飾りの材料に使う橙(ダイダイ)は「子孫代々(だいだい)の繁栄」にかけて。
ウラジロの葉には、家の裏(うら)に立派なお城(しろ)を建てるという願いがこもっています。 

お飾りつくりは細かくて根気の要る作業。
子どもそっちのけで、真剣になるお父さん・お母さんの姿がありました。
子どもたちはというと、だんご隊長と柚野探検隊を結成しご近所の探検に出掛けていきました。
大人たちは子どものいない間に、最後の仕上げ。
御幣や旗を飾って、完成です。

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自分で作ったお飾りとお餅をお土産に持って解散となりました。
2009年がよい年になりますように。

次回は、1月10日(土)。柚野の里山でどんど焼きと、三色団子つくりです。
お正月にお宅で飾りつけたお飾りを持って、ぜひ柚野の里山へ遊びに来てください。

(だんご、べーやん)

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