« 2007年3月 | トップページ | 2007年5月 »

2007年4月

2007年4月21日 (土)

ホールアースデイ♪

春らしい陽気のもと、2007年ホールアースデイが行われました♪
スタッフ「手作り」の料理やプログラムが並ぶこの日。
地元のいろんな達人、朝霧JAMSのみなさんにもご協力いただきました。

まずはスティールパンバンド『ハカラメ』のみなさんの演奏を聞きながら
地元の旬の食材をふんだんに使った料理に舌鼓。
ただでさえ陽気な春なのに、自然とテンションがあがり笑顔が増してゆきます。

おなかもいっぱいになったところで、午後からはいろんなプログラムに挑戦!
クモのように8mの壁をよじ登ったり、冷たーい湧き水が流れる芝川でカヌーを
漕いだり、自分だけの溶岩染め手ぬぐいを作ったり・・・
子どもそっちのけで機織に熱中するお母さんの姿もありました。

最後はスティールパンバンドとスタッフ、参加者との大セッション♪
ギター、歌声、手拍子、ダンス・・・たくさんの笑顔と「ありがとう」で
幕を閉じたホールアースデイでした。

また遊びに来てくださいね♪
そして、これからもホールアース自然学校をよろしくお願いします。
(ありっちょ)

Img_5085_1Img_5079Img_5094  P1040891_1 Img_5068_1 Img_4957

| | コメント (0)

2007年4月15日 (日)

なでしこアドベンチャー春

さて、今年から始まりました女性のためのアウトドアアドベンチャー。
初回は青木ヶ原樹海の洞窟探検です。
東京と千葉から4名の方が参加してくれました。

070415_11_4

今日歩いたのは春の青木ヶ原樹海。
森を歩いて、4つの洞窟に入りました。
出口がとってもせまい洞窟に入り、今まで体験したことのなかった
世界にみんなびっくりです。
みんな口々にいいます「太陽ってありがたい!」

070415_26_3 070415_30_3

さて、広場で昼食を食べたあとは、氷の洞窟に入りました。
季節の遅く訪れる洞窟の世界、この時期はつららがとてもたくさんできています。
洞窟の氷は余分な空気も入らず透き通っています。
時間をかけてじっくりと凍ったからこんなに透明なんですね。

さすがに洞窟から出ると体も少し冷えてきます。
次はお楽しみの温泉☆
「すでにあざができていた!」
そんなお土産つきで、それでも「今まで知らない世界で楽しかった!」
と喜んでもらった様子のみなさんでした。

070415_32

次回は7月16日、シャワークライミングです。
場所は芝川、天然でつくられた岩の滑り台、飛び込み台などで遊びながら、
透き通った川をさかのぼっていきます。
楽しみにしていてください!

(がっちゃん)

| | コメント (0)

4月 里のめぐみのおすそわけ

春うららかな陽気の中、第1回の「里のめぐみのおすそわけ」を行いました。

四季おりおりの里山しごとで汗を流し、旬の里山のめぐみを味わい、
里山の知恵を知り、里山をアタマとカラダで味わいます。
今回のテーマは今が旬の「野草楽」!
春になってたくさんの野の花が咲き、野の草がでてきました。

まずは、キャンプサイトの野草を観察しながら、お散歩。
花からつり糸のようなものが垂れているウラシマソウや、
かんでみると…なんとキュウリのような味がするキュウリソウなどなど、
春の野にはおもしろい野草たちがたくさん出てきていました。

完成したばっかりのアボハウスで野草の楽しみ方をチェック。
野草茶の利き茶大会では9人中、正解者はたった2名!
ヨモギとドクダミのお茶を味わいました。
今日の講義は「野草楽」。野草と仲良くなる方法を皆様に伝授しました。
Photo_44Photo_52

お昼ご飯の時間が近づき、お腹が空いてきたところで野草摘みに。
ヒメオドリコソウ、カンゾウ、ノビル、タンポポ、レンゲ…などなど
おいしい野草をみんなで摘み、調理しました。
天ぷら、おひたし、和え物、サラダ、オムレツ…
たくさんのおかずが揃った野草料理のできあがり♪
感想は…
「おいしい!」「野菜みたい、なんでスーパーで売ってないんだろう」
野草の意外なおいしさにみんなびっくり!




Photo_50Photo_47

ご飯を食べてお腹が満たされた後は、カラダを使った森のための作業。
まずは木の皮むきに挑戦!!
みんなで協力して、木をおさえながら、ナタを使って皮をむきました。
この時期の木は水分をたくさんふくんでおり、手でもむけるくらいにむきやすい。
皮がむけた後の木はつるっつるっの美肌。
べりっべりっと皮が一気にむけると、とっても気持ちよく、夢中になってしまいます。
皮むきをした木は、エリア内の森遊びのための施設に利用します。

お次は、畑の開墾。くわ、スコップを持って、ざっくざっくと土を耕します。
草におおわれていた場所が、みんなの力で立派な畝の畑に大変身!
二十日大根、水菜、バジルなどを植え、これからの収穫が楽しみです。
来月から収穫して食べられるかな?

最後にみんなで今日の感想を俳句で読みました。
5・7・5をそれぞれ別の人が考え、それを組み合わせて作るという俳句。
どんな俳句になるのやらと思ったら…

「ヤギ達が 思わぬところ 野草かな」
「春うらら 春の味わい さきの足」
「春の陽に おいしいものが ありがとう」

おもしろおかしく、でも最後にはきれいにまとまりました。
春のめぐみをたっぷり味わった一日でした。

次回は、5月20日(日)「新緑のめぐみ」!
季節の里山しごとをして、新緑の葉っぱの不思議を学び「葉っぱ楽」、
新茶づくりやちまき作りもやります。
どなたでも、参加してみてください。おたのしみに!

Photo_48Photo_49Photo_51

| | コメント (0)

2007年4月11日 (水)

いきもの自然紀行~4月~

田貫湖畔と田貫湖エリアの森で、「いきもの自然紀行」を行いました。
湖畔は、白、ピンク、黄色などのいろいろな色の草花が咲いていて、
春の到来を感じさせました。
一方、森の中は新芽が動き出していましたが、まだまだ静かな様子。

Img_4679_1

同じ森でも、時期が違えば、新しい発見の連続です。
季節を通じて見るからこそ、見えてくるものがあるようです。
「自然ともっと仲良くなる方法を、感じてもらおう!」
とこの「いきもの自然紀行」を4月から開始しました。

まだ早春ということでしたが、
5~6月の一番花が多い時期を知るためには、
この静かな4月を見ておくと、際立つのではないでしょうか?
Img_4681_1
写真は、途中で思いがけなく出会った「シュンラン」。
美しい花に、参加者からも驚きと喜びの声が。
別名、ホクロともジジババともいいます。
その由来、気になりませんか?
花の色は通常より、黄色が強い気がしますね。

Img_4691_1 実はこのシュンランは、昨年は咲いていませんでした。
ろうきん森の学校の活動で、
小径をつくるなどして、少し光状況が良くなったのでしょう。
今年は綺麗な花を咲かせました。
心無い人の乱獲で数が減ってきているともいいますが、
一番の原因は、人と森との関わりが減ったからに思います。
こうやって、人が森に入り、
植物に目をとめ、歩ける道ができると、
林内の光環境や、土環境も変わり、
かつて里山で多くみられた植物も増えてくるのではないでしょうか?
Img_4697_1
植物たちの春を感じる順番など、
春ならではの楽しみ方を、感じてもらえた1日でした。
(井戸直樹)

| | コメント (0)

« 2007年3月 | トップページ | 2007年5月 »